三戸部会
左から千葉三戸部会長、高橋南部町教育長、慶長三戸町教育長、尾形田子町教育長、袖城三戸消防署長
三戸部会(千葉伸也部会長:南部病院)では、2月5日、三戸部会が管轄する三戸町、田子町、南部町の各小学校(6校)と図書館(3施設)に防災などに関する図書を寄贈するための贈呈式を三戸消防署で行いました。
阪神・淡路大震災と東日本大震災をターニングポイントとして、防災教育の重要性が認識され、学校では避難訓練だけにとどまらず、趣向を凝らした防災教育が行われている中で、今回寄贈する図書を活用してもらい、未来の防災リーダー育成の一助となることを目的として行ったものです。
この図書は、小学校中学年以上を対象としたシリーズ第1巻から第3巻までの3冊セットで、第1巻には台風や豪雨、地震、第2巻には、火事や事故、第3巻には熱中症やアナフィラキシーなどから、命を守るためのヒントが分かりやすく解説されています。巻末には、ワークショップ形式でテーマを決めて、災害や事故が起きたらどうするかグループで話し合い、発表するためのアクションシートが掲載されています。
贈呈式では千葉三戸部会長から各町の教育長へ防災図書が手渡され、教育長を代表して三戸町教育長の慶長隆光氏が、「能登半島地震を目の当たりにして、子どもたちの防災に対する関心が高まっております。各学校においては、定期的に訓練などを行い、防災、減災についての意識向上を図っておりますが、本日頂いた防災図書は、より具体的で参考になるものと考えております。3町の小学校のほか、図書館備え付けとして積極的に活用させていただきたいと思います。」と謝辞を述べられました。
当部会は、能登半島地震による災害を『明日は我が身』としてとらえ、地域防災力の向上に向けて、防災啓発事業を継続してまいります。