視察研修

 令和6年10月10日、11日、1泊2日の日程で視察研修を開催し、今年度は17名が参加しました。

 1日目は、「東日本大震災原子力災害伝承館」にて、未曽有の複合災害が福島県にもたらした影響と復興の現状を見て、聞いて、感じて、考えることがでるワークショップに参加しました。

 東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う原子力災害では、最大で16万人を超える住民が避難し今も数多くの方が避難生活を余儀なくされています。

 例年頻発する災害への備え、災害等が発生した際の減災や命を守る行動、そしてこれからどのようにして1人1人が備え、活かしていくかが、被害を最小限に抑えるために必要だと感じました。


★1日目(笹かま館にて昼食)


【福島県 東日本大震災・原子力災害伝承館】



★2日目 

【宮城県山元町 震災遺構中浜小学校】

 2日目は、「宮城県山元町震災遺構中浜小学校」を視察しました。

平成23年(2011年)3月11日、屋上に避難した児童と教職員、保護者ら90人の命を守り抜いた校舎は、津波や高潮への対策が事前に施されたものでした。

  津波がどの方向から押し寄せ、どのようにして抜けてい行ったのか。

屋上に避難した90人の命を守ることが出来た避難とはどのような避難だったのか。

後世へ繋ぐべき災害に対する備えと、1人1人の意識が大切だと改めて実感しました。


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